馬革について

馬革について

こんにちは!ANAGRAMでございます😊

今日はバトラーバーナーセイルズのベストセラー、馬革を使用したショルダーバッグについてご紹介いたします!

一般的に本革といえば牛革がほとんどですが、こちらの商品は馬革を使用していますので、牛革とのイメージの違いで驚かれるお客様もおられるかと思います。

そこで、本日は馬革について熱く語らせてください(笑)



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まずはデメリット表示から…💦



馬革は傷などのダメージが多いのが特徴の一つです。
この商品は、バラキズ・チスジ・シボといった馬革の個性を生かす加工を施すことで風合いを演出しています。 牛革に比べてきめが細かく軽い馬革は、短期間で経年変化を楽しめます。



●バラキズ
まずバラキズですが、聞きなれないと思いますが、画像でご説明いたしますと、以下の赤い丸印で囲った部分となります。

天然皮革には、傷はつきものでございますが、馬は放牧飼育されていることが多く、元々傷つきやすい環境にいます。
馬同士の喧嘩や、ケガや虫刺されなど…

こうしてついた傷は、原皮に傷跡として残ることがあります。
それが革になっても残った物をバラキズといいます。


●チスジ
次に、チスジですが、これはこのまま「血筋」となります。
馬の血管が革の表面に出ている部分で、こちらは個体によって血管の通り方が違うため、一定ではありません。
また、革の薄い部分については特にチスジがはっきり出る傾向があります。
※申し訳ございません!チスジの参考となるお写真をご用意することができませんでした…💦



●シボ
シボは馬の毛穴の密度の違いによって大小さまざまに表情が現れます。
揉んだり絞ったりして皺(しわ)をつける作業を「シボ付け」といい、この模様を「シボ」と呼ぶことから由来しています。
現在は、このシボを型を使って加工する技術で仕上げたものを「シボ加工」と呼ばれています。
(革バッグに限らず、車のインパネ等、内装でよく見かける加工です。)

シボが特にわかりやすく表れているのが、商品ページでご紹介している「ブラック」です。
そのほかのお色と比較しても、「シボ」がお分かりいただけると思います。

▼シボが強く出ているブラック

▼シボがあまり現れていないほかのお色の製品




一枚の革の中で、馬の背中部分・足の部分で大きく表情が異なります
足の部分がよりシボ感が強くなる傾向があります。
牛に比べて馬は生きていた時の運動量が格段に異なる為、よりこの現象が顕著になります


本革は動物が生きていた証として、バラキズ・チスジ・シボのほか、ほくろなども入っております。

決して革を作るために、動物を育てているわけではなく、 あくまで副産物として、利用している旨をご理解いただけますと幸いでございます。


本製品はあますことなく、自然のありのままの、一枚の皮革からいろんな表情を感じ取れる製品です。

たいていの場合は、このようなものは捨ててしまうことと思います。
しかしながら、本来目にすることのない、様々な表情をご覧いただき、
ぜひ末永くご愛用いただけるバッグになりますことが、わたしたちの願いです。


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ショルダーバッグで使用する皮革の裁断で、どうしても余分な部分が出てしまいますが、
残りの部分で、小さいポーチも生産いたしております。

こちらも大変ご好評をいただいております✨


一点一点、それぞれまったく表情が異なり、バッグに使用しているパーツごとに表情の変化がある場合もあります

しかしながら、牛のヌメ革よりも非常にやわらかく繊細で、それぞれに物語があり、牛革以上に感じ取れる製品かと思います。

愛着のわく一点となりますと大変うれしく思います😊



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